麟閣

千利休の一子少庵が大名茶人蒲生氏郷の庇護を受け会津に逃れたのは天正十九年です。 千家離散の非運の中、 少庵が会津に棲んだ奇跡によって千家茶道は再興されますが、 その象徴というべき遺構が少庵の茶室麟閣です。
森川家はこの茶室を百十余年にわたり守り続け、 現在は鶴ケ城本丸内に移築され保存されています。
名菓『麟閣』は会津米、 ふ焼せんべい種に黒密を一刷毛塗り、 金箔を配し、 片面に少庵揮毫の焼印を押し、 千家不遇の時に思いをいたし謹製したものです。